これまでオンラインレーザー加工サービスAnymanyでは、Trotec社の「Speedy 100」というレーザー加工機を使って制作していましたが、このたび「Speedy 300」という新機材も導入いたしました。

パワーもスピードも現行機材の2倍程度のものが加わることで、これまでよりもさらにサクサクと制作が進むようになります！

Speedy 300 の搬入の様子。Trotecの機材はオーストリア製なので、海を超えて届きました。（円安でどんどん機材の価格も上がっています…！）

レーザー加工機は精密機械のため、4tトラックを使って4名の方に慎重にファブラボ博多内に運び込んでいただきます。

Speedy 100 の最大加工エリアが 608×303ｍｍ に対して、Speedy 300 は 726×432ｍｍ と大きいサイズの板も加工できるようになります。
加工台となるハニカムテーブルももちろん新品。ピカピカで綺麗です！

今回機材だけではなく、加工時に使用するレーザーソフトウェアも、インストールタイプの Job Control（ジョブコントロール）からウェブベースの Ruby（ルビー）に移行しました。
どちらもTrotec社が独自に開発したレーザー加工機専用のソフトウェアなのですが、今後はJob Controlのサポートが終了しRubyに移行していくとのこと。

Rubyの使い方も含め、Trotecのテクニカル担当の方に講習をしていただきました。

Trotec製品はサポートがしっかりしているので、新機材導入時の使い方講習はもちろん、不良時のメンテナンスにも来ていただいていたり、質問にもいつも専門知識でズバッと答えていただけます。

レーザーのフォーカスレンズの手入れの仕方など、Speedy 100 とは違う部分を実演で講習していただきました。

↑講習で作っていただいた、Speedy 300 の記念すべき最初の加工品。
彫刻やカット面の綺麗さ・精密さは Speedy 100 も同様なのですが、やっぱり加工速度が速いのが魅力です。

マンションの一室をリノベしたファブラボ博多の小さな一室に、2台の大きなレーザー加工機が並びました！圧巻です。

今後はこの2つの加工機を使って、Anymanyでご注文いただいた商品をどんどん制作していきます。
ますます素早い対応も可能になるかと思いますので、今後ともAnymanyを便利に使っていただけると嬉しいです！

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