【Tips】マスキングテープで合板のレーザー加工汚れを防ぐ

マスキングテープで合板のレーザー加工汚れを防ぐ

木材の中でも、比較的安価でサイズも豊富な「シナベニヤ」や「MDF」。
丈夫で板が反りにくく、レーザー加工に適しているため、オンラインレーザー加工サービスAnymanyでもよくご注文いただく素材です。

これらの素材のデメリットは、木材を接着している樹脂がレーザーの熱で溶け、カット線&彫刻面付近にヤニ(茶色い跡)が付着してしまうことです。


MDF×レーザーカッターで作る、結婚式用オリジナルケーキトッパー
↑こちらは2.5mmのMDFをカットしたものです。
レーザーカッターは煙や粉末を吹き飛ばすために左下から風を送りながら加工するので、ヤニ汚れは主に「右上」に流れるように着きます。
付着したヤニ汚れは、加工後すぐにアルコールで拭き取ってクリーニングしていますが、若干の焦げ跡はどうしても残ってしまうもの。
これはこれで、焼きたてのパンのようなレトロな味わいがある(と私たちは思っている)ので、ほとんどのお客様には「若干の焦げ跡の残り」をご理解いただくようお願いしています。

しかし、どうしても焦げ跡を完全に無くして綺麗に仕上げたい!という場合もあります。
そんな時は、「マスキングテープ貼り加工」という方法がおすすめです。

加工前にマスキングテープを貼って「ヤニ汚れ」を防ぐ

手順は簡単。加工する面に、隙間がないようにマスキングテープを貼って、その上から加工するだけ。マスキングテープは薄いので、そのまま彫刻してもレーザーで焼けて消えてしまいます。

↑こちらは、3mmのシナベニヤを加工しています。右側にだけマスキングテープを貼っています。
加工後、マスキングテープを剥がせばこの通り。

マスキングテープで合板のレーザー加工汚れを防ぐ

マスキングテープを貼った方には、気持ち良いくらいヤニ汚れが全く着いていません。

アート作品やウエディングアイテムなど、繊細な仕上がりを求める場合にはかなりおすすめです。

マスキングテープで合板のレーザー加工汚れを防ぐ
↑マスキングテープなしで加工後、アルコールで拭き取ったもの

マスキングテープで合板のレーザー加工汚れを防ぐ
↑マスキングテープを貼って加工したもの

過去にご紹介したジェラート屋さんの木製メニューは、「マスキングテープ貼り加工」で制作したアイテムのひとつ。
細かい文字まで読みやすく、シナベニヤの表面が非常にきれいに仕上がっています。
ジェラート屋さんの木製メニュー

マスキングテープ貼り加工はオプションで依頼できます

Anymanyでは「マスキングテープ貼り加工」をオプションで設定できます。
「スピード注文」から注文する際、下記のように「材料のカラーを選ぶ」の項目で「マスキングテープ貼り」を選択してください。
マスキングテープで合板のレーザー加工汚れを防ぐ

オプションが使用できる素材は、シナベニヤ航空ベニヤMDFの3つです。

(効果があるのは上記のように素材の中に樹脂が含まれている木材のみ。ヒノキアガチスは無垢材なのでもともとヤニの付着が少ないため、マスキングテープ貼り加工オプションはありません。)

*Anymanyでは配送中の汚れや傷防止のため、加工中に使用したマスキングテープは貼ったままお送りします。商品をお受け取り後、マスキングテープを剥がしてお使いくださいね。

マスキングテープは幅広タイプがおすすめ

マスクした部分は、何も貼らない時に比べて彫刻の深さが浅くなり、色がほんの少し薄くなってしまいます。
大きな面をマスクする時、マスキングテープの継ぎ目が重なったり、隙間があいたりすると、その部分だけ彫刻の見た目が変わってしまうおそれがあります。
なので、マスキングテープは「隙間なく、重ならないように」慎重に貼っていくのがコツです。

でも、一般的なマスキングテープを一列ごとにピッチリ貼るのは結構大変!
Anymanyでは、幅100mm〜のマスキングテープを使って、継ぎ目自体が少なくなるようにしています。
マスキングテープで合板のレーザー加工汚れを防ぐ

大きな作品を確実に継ぎ目なく加工したい場合は、「300mm幅」という超幅広のマスキングテープもあります!
レーザースタイルさんで購入できますので、ご自身で加工される際はぜひお試しくださいね〜。