アクリル板は、指紋や埃がつくのを防ぐために「保護シート(保護紙)」がついた状態で販売されています。
オンラインレーザー加工サービスAnymanyでも、アクリルをカット&彫刻する際は、輸送時の表面のキズ防止のため、紙の保護シートが付いたまま加工し、そのまま梱包・発送しています。
注:保護シートが紙の場合のみです。ビニールの場合は、ビニールが熱で溶けて張り付いてしまうので、表面から加工してはいけません。
今回は、この保護シートを綺麗に剥がす方法をご紹介します!
大きい加工品で、彫刻がない場合は「セロハンテープ」を使って
彫刻がない広い面を剥がすときは、セロハンテープを保護シートの角に貼って、一緒に剥がすと綺麗に剥がれます。
テープを、保護シートにしっかりくっつけて…
剥がす瞬間は勢いよく剥がし、あとは細かい部分の保護紙が破れないように気をつけながらゆっくりと剥がしてください。
保護シートはアクリルと隙間なく密着しているので、端っこを爪で引っ掻いて剥がそうとすると、爪を傷めてしまうことも。最初のきっかけ作りにセロハンテープが役立ちます。
(ガムテープや養生テープなどでもOK。マスキングテープだと粘着力が弱いのであまりおすすめしません。)
複雑な彫刻があるアクリル版は、水に浸すとスルリと剥がれます!
セロハンテープを使う方法だと、彫刻の細かい抜け部分はどうしても残ってしまいます。
この細かい残りはテープにくっつきにい為、複雑な彫刻のあるアクリルの場合は、水につけて剥がす方法がオススメです!
洗面器などに入れた水の中に浸して、10〜15分くらい置いてふやかします。
濡れたまま指で表面を撫でるようにこすると…
保護シートが気持ちよくスルンと剥がれていってくれます!
しっかり時間をかけて保護紙をふやかしておくのがポイント。
細かい部分の残りが無いかチェックして、タオルなどの上でしっかり水分を拭きます。
細かい部分も綺麗に剥がして仕上げることができました!
アクリル板を加工したとき、剥がすのに苦労していたという方は、ぜひ参考にしてみてください^^
ちなみに、後で剥がすのが難しいからといって保護シートを剥がしてから加工してしまうと、加工面に曇りがでる原因になるので、保護シートがついたまま加工するのが断然オススメですよ!
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様々な種類のアクリル板をはじめ、木材、フェルト、コルク、レザーなど多数の材料を選べますので、オリジナルアイテムを制作したい方はぜひ♪
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