今回は、Anymanyに度々木材のレーザーカットをご依頼いただいている方の、大変興味深いアートワークをご紹介いたします!
制作されているのは、FLATROOM代表のアートディレクター/グラフィックデザイナー、種市一寛さん。
ご自身が過去に書いた日記を元に、木と紙で人形を作る「DAYDOLL」というプロジェクトを続けていらっしゃるそうです。
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9mm厚のヒノキを、毎回ひとつとして同じ形状のない、個性的なさまざまな形でカットをご依頼いただくので、どのような制作をしているのかをお聞きしたところ、DAYDOLLのことを教えていただきました。
まず、ご自身の日記を書き、そのエピソードから「人形」のデザインをするそうです。
そして、ベースとなる木材をAnymanyでカットし、次にカッティングプロッターで色紙をパーツごとにカット。それをフラットな1枚になるようパズルのように木に貼っていくことで、ひとつの「DAYDOLL」が完成するのだそうです。
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DAYDOLLのサイトを覗くと、お子さんやご家族とのほっこりするエピソードの数々に、それにリンクしたカタチの人形の写真が添えられていて、思わず惹き込まれるほど面白いものばかり!
クスッと笑えたり、時にはホロリとしたり、詩や絵本を読んでいるような気持ちになります。
このDAYDOLLはアート作品として販売もされているのかな?と思いきや、あくまでご自身のプライベートプロジェクトとのこと。
種市さんからいただいたメッセージには、
『日記を書いては書かなくなるのを繰り返してきた私FLATROOM種市が、
楽しく日記を続けられる方法を探って行き着いたのが、この「DAYDOLL」という創作活動です。』
と添えられていました。
絵日記ともまた違う、日々の何気ない出来事を立体作品として昇華してしまうその感性がとても素敵だと思います。
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色紙はご自身でカッティングプロッターでカットし木材に貼り付けているそうですが、9mm厚の木材を使っているので人形は自立し、過去の作品とともにディスプレイしていくこともできそうです。
日々のエピソードから生まれた人形が、コレクションのように集まっていく様子が今後も楽しみですね。
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素敵なアートワークにオンラインレーザー加工サービスAnymanyを利用していただき、ありがとうございます!
DAYDOLL
https://daydoll.jp/
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Anymanyのレーザーカットは金型を作らず、デザインデータのみで作成できるので、おひとつからでもお気軽にご依頼いただけます。
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