おもちゃ箱のようにカラフルで可愛いイラストレーションを手がけるユニットロシトロカさまより、オリジナルブローチ用のパーツ制作をご依頼いただきました。
3mmのシナベニヤに様々なイラストを彫刻したパーツに、ご自身でアクリル絵の具で色付け・仕上げ塗装を施されています。

パーツはIllustratorのデータを元にレーザーカッターで制作していますが、納品後にここまで繊細で丁寧な色付けをして完成されているなんて、送っていただいた写真を見て私たちも感動しました!
しかも、通常「レーザーカッターを利用した色付け」は、彫刻をした部分(凹んだ部分)に塗ることが多いのですが、こちらのブローチは「彫刻していない部分(盛り上がったままの部分)」に色付けをされているという、非常に難しい手法で制作されています。
それによって、色の部分だけが立体的に見え、とても面白く魅力的な見え方になっていると思います。

レーザーカットした時に木材の表面に付くヤニが絵の具に染み込むのを防ぐため、Anymanyのこちらの記事↓を参考に、材料にマスキングテープを貼ったまま加工する「マスキングテープ貼り加工」でご依頼をいただきました。
オンラインレーザー加工サービスAnymanyを利用してくださったのは、作家仲間の方にご紹介をいただいたのがきっかけだそうです。
作家様からオリジナルグッズのパーツを依頼いただくことがとても多いのですが、こうして作家様同士で伝えていただけるのは大変嬉しいです。
ブローチは個展やイベントなどで販売され、お客様からも大変ご好評をいただけたそうです。
最後に、ロシトロカさまより、ブローチ制作に関する嬉しいコメントをいただきましたので、ご紹介いたします^^
私たちは、カラフルで遊び心のあるキャラクターや動物のイラストを中心に活動しており、
「日常に寄り添う小さな作品づくり」をテーマに、最近ではブローチや雑貨などの立体作品にも力を入れています。特に今回のブローチ制作では、木の質感とアナログ絵の具の風合いがデジタルにはない温かみを与えてくれ、
新たな表現の可能性を感じることができました。また、イラストの繊細な線の表現にもご対応いただけたことで、
小さなこだわりまで表現しながら安心してスムーズに制作に取り組むことができました。
素敵な作品制作にAnymanyを利用していただき、ありがとうございました!